棟広馬券術 7日で学べる京大式万券ワークショップ [競馬王新書10] (競馬王新書 10)

棟広馬券術 7日で学べる京大式万券ワークショップ [競馬王新書10] (競馬王新書 10)

 棟広馬券術 7日で学べる京大式万券ワークショップ [競馬王新書10] (競馬王新書 10)
 出版社:白夜書房
 発売日:2008-04-25
 レビュー評価の平均:(4.0)

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レビュー評価:(4)
著者の主張する馬場適性理論からの狙い方から、馬券の組み立て方、買い方etcについて
7日間の講義形式で書かれています。
理論的背景がしっかりしていて、その主張には一貫性というかブレがなく筋が通って
いるので、そのあたりは好感が持てます。
具体的にどうするかも分かりやすく書かれている点も評価できます。

ただし、買い方の部分では総流しを主張していてここは賛同できません。(特に馬連)
穴狙いというスタンスは理にかなったものだと思いますが、総流しはそれを相殺する
といいますか、長い目で見ると回収率的に足を引っ張ることになります。
ここのところは、100円で大穴を仕留められる精神的満足度を優先したいのであれば
それはそれで競馬の楽しみ方でもあるので、意見が分かれるところかもしれません。

あと、棟広タイムの最新版が載ってます。これは、馬の能力を把握するという使い方
よりも、当日の馬場状態を把握するのに使うのがベストかと・・・

穴狙いの取り組みとしては京大式というのはちょっと大げさにせよ(そんなに目新しい
ものはないので)、読んで損はないと思います。
1000円以下なので棟広タイムだけでも買う価値はあると思います。

星は4つ付けましたが、買い方の部分は賛同できないので正直3つ半くらいです。

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