玄人になる競馬術―素人のままプロを超えるレースの見方 (競馬王新書 11)

玄人になる競馬術―素人のままプロを超えるレースの見方 (競馬王新書 11)

 玄人になる競馬術―素人のままプロを超えるレースの見方 (競馬王新書 11)
 出版社:白夜書房
 発売日:2008-04
 レビュー評価の平均:(2.5)

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レビュー評価:(3)
内容は精神論中心で競馬に対する取り組み方や考え方中心。
この辺は読み飛ばしても良いのだが、血統と騎手のページは中々分かりやすく良いことを書いていると思う。
血統はマニアックな事を一切書いてなく父名に絞った解説なので血統初心者にも非常に分かりやすいと思う。

一番感心したのは騎手に対するページで名前こそあげていないものの、武豊、横山典の騎乗をバッサリ斬って、
『本当に信頼のおける騎手』を理由とともに解説してくれている。
政治騎手のような好き嫌いだけで酷い解説をしてる訳ではありません。
この本は血統と騎手のページだけ読んで頭に叩き込めば良いと思う。

この本を読んだからと言って馬券収支がすぐにUPするとは思えないので☆3つとしました。

レビュー評価:(3)
著者は競馬の楽しみは馬券だけではない!と言いたいようなそうでないような、やたら煙にまくような表現がお好きです。
騎手評価についても自分が美味しい思いをした騎手を推薦してるとしか考えられませんし、毎回サンプルとなるレースは違うものの、自己満足の世界としか思えない分析です。
おそらくこの方は大部分の競馬ファンとは根本的に思考回路が異なり、読者側としては読み物としては楽しく読めますが、馬券を絡めると必ずや後悔する事となるでしょう。

レビュー評価:(2)
騎手、血統、レースの見方、馬の見切り方etcについて、漠然と広く浅く書かれています。
いつも思うのですが、この著者の言ってることは正論と言えば正論なのですが、
漠然としていてどうやって使っていいのかピンとこないところです。
具体的なレース例を挙げるわけでもなく、データを出して根拠を述べるわけでもなく。
単に自分の思い込みを述べてるだけと言うか・・・
G1は「真に上手く乗った騎手を狙え」とか、次走の狙い馬は「信頼の置ける馬」とか、
馬体ではなく馬のオーラーを感じ取れとかetc
そういったことを言われても、特定のレースにどうやって使っていいのかわかりません。
それから、競馬とは関係ない話があちこちに出てくるのも何かちょっとって気がします。
無論この本を読んだからといって素人のままプロを超えるレースの見方ができるように
なるとは思えません。
たくさん本を出してますが、この人の本は1冊あれば十分かと。

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